結納飾りの名称と意味
結納は婚姻によって両家が親族となり「結」びつくことを祝い、贈り物を「納」め合う儀式のことです。
本格的なものから、お手頃価格のものまでご用意しています。
屏風・目録・毛せんは別売
屏風・目録・毛せんは別売
目録は別売
結納の時期は挙式の3か月前~半年前くらいからが一般的です。しきたりを重んじるのであれば、大安吉日を選びますが、こだわらずに両家、仲人などの都合が良い日、また良い時間にすることが多いようです。
嫁ぐ際の支度金として嫁ぎ先がご準備されるものです。特に決まりはありませんが月収の2~3倍程度が適当。柳樽料&松魚料は、結納金の1割を2つに分けて入れるものです。柳樽料の割合を多めに入れるケースが多いです。当日飾りは、各種お金を封筒(金封)に入れ、松竹梅の飾りの前または、台座と飾りの間に挟むように敷いて設置します。
結納飾りの名称と意味
① 松:小袖料(結納金)・・一年中縁を保ち実り多い人生を
② 竹:柳樽料(お酒代)・・曲がることなく真っ直ぐ送れる
③ 梅:松魚料(お肴代)・・忍耐強く花を咲かせる
④ 鶴:熨斗・・長寿、節操を保つ
⑤ 亀:寿恵廣・・何事も地道に努力する
⑥ 指輪:結美和と縁起で書く・・婚約指輪
⑦ 人形:高砂人形・・ともに白髪になるまで仲睦まじく
⑧ 目録:納める品物を箇条書きにした納品書のようなもので縁起の良い言葉で書かれます。
⑨ 袱紗:流し袱紗とは岡山での結納品の特長のひとつで、嫁ぎ先が嫁ぐ側に寿の字が入った赤い風呂敷を差し上げます。嫁ぐ側は結納返しと共に寿入りの紫の風呂敷を差し上げます。
座席表(1)
座席表(2)
■嫁ぎ先父(あるいは母上)
ただいまより結納の儀をはじめさせていただきます。
この度は、ご丹精にお育ての○〇様と私どもの◎◎によいご縁を頂戴いたしまして誠にありがとうございます。
本日はお日柄もよろしいので、婚約のしるしとして結納の品を納めさせていただきます。幾久しくお受けくださいませ。
□嫁ぐ側父(あるいは母上)
ただ今は誠に結構なお結納品をいただきましてありがとうございます。幾久しくお受けいたします。
↓受書をご準備している場合↓
■嫁ぎ先父(あるいは母上)
こちらは受書でございます。後ほどお改めのうえ、お印(しるし)をお願いします。
―領収印を押してもらうー
□嫁ぐ側父(あるいは母上)
ただ今は結構な結納品を賜りありがとうございます。先ほどの受け書でございます。
■嫁ぎ先父(あるいは母上)
ありがとうございます。幾久しくお受けいたします。
〇嫁ぎ先本人
本日は私たちのために、このような席を設けていただきましてありがとうございました。今日、婚約できましたのはご両親のおかげであると、心より感謝しております。二人力を合わせて幸せな家庭を築いてまいりますので、今後ともよろしくお願いします。
⇒その後茶菓(昆布茶又は桜茶)を出し、祝い膳などでお食事歓談をお楽しみください。